東には山水を掛けず、西には鏡を掛けない

2026-01-12

「東には山水を掛けず、西には鏡を掛けない」というのは民間の俗語であり、風水学における身近なコツの一つですが、その背後には深い道理が込められています。東に山水を掛けない、西に鏡を掛けないという教えは、それぞれ青龍位と白虎位に対応しており、人の運気にも影響を及ぼします。

東は青龍にあたり、龍脈は西から東へと連なるもので、アルタイ山脈や崑崙山脈などが西高東低の形で延びています。したがって、本来青龍は東の方角に位置し、山水が低い場所に集まるのは財を招く象徴とされています。東側はもともと地勢が低いため、財が集まる兆しがあると考えられます。しかし、東側に高い山や流れる水を配置すると、財運が妨げられるという意味があり、結果的に財運の蓄積には不利となります。

西は白虎位にあたり、白虎の五行は金を主とします。五行で金を象徴するものは鏡であり、西側に鏡を掛けると財運が阻害され、人間関係において不利な要素が生じやすくなります。また、他者との間に争いが生じることもあります。さらに、西側が白虎位であるため、鏡を掛けると家の中に汚れや不浄なものが溜まりやすくなるとされています。